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『足』と『靴』の話


足にとって良い靴とは?

衣服や髪型と同様、靴にもTPOがあります。

@パーティーでオシャレをしたい ⇒ ハイヒールのパンプスやミュール
A
安全に作業をしたい ⇒ 安全靴
B
速く走りたい ⇒ スポーツシューズ

目的や使用環境によって異なった機能やデザインが必要なのです。同様に「足にとって良い靴」には、最低でも次の3点を満たす必要があります。

@
足を外界から守ってくれる
A
「立つ」「歩く」といった足のはたらきを助けてくれる
B
靴が足を痛めない


ここにプラスして、デザインや価格などを考えて「自分の足に良い靴」を選びましょう。

※これは足にトラブルのない成人の普段履きの靴についての話です。足にトラブルを持った人や、小さなお子様の靴については別の頁でお話します。

 


足にとって良い靴の選び方

具体的な靴の選び方について、「足にとって良い靴」であげた3つの条件に沿ってお話します。


@足を外界から守ってくれる

これは外気のもたらす寒さや暑さ、路面からの衝撃などから足を守ることなどを指します。足が冷えやすいのに露出の多いサンダルを履いたり、足裏が痛いのに衝撃をほとんど吸収しないミュールやサンダルを履いたりするのは「足にとって良い」とは言えません。足が冷えやすいのならブーツやハイカットの靴を、足裏が痛いのなら(根本的な原因を取り除くのが先決ですが)クッション性の高いカジュアルシューズなどを選びましょう。


A「立つ」「歩く」といった足のはたらきを助けてくれる

「立つ」とは、脚をまっすぐに安定して立たせることを指します。まっすぐに立てない「O脚」や「X脚」などは足のトラブルの原因となるだけではなく、膝や腰にまで負担を掛け新たなトラブルの原因となる場合があります。
靴にはまず、靴の接地面が広く安定していることが求められます。一見して履きやすい「コンフォートシューズ」のように見える靴でも、接地面積の狭い不安定なものがあるので注意が必要です。
足のかかと部分のサポート力も重要です。足と靴のかかとの大きさが合っていて、靴を履いても靴のかかとが型くずれせず、足のかかと全体をしっかりと固定するカウンター(かかと芯)が靴に入っており、かかとをまっすぐに支えてくれる靴を選びましょう。
「歩く」とは痛みやストレスなく、楽に歩行ができることを指します。靴に対する条件は色々とありますが、ポイントは「形や大きさが足に合っていること」「かかとや甲をしっかり固定でき、指先には余裕があること」そして「指のつけ根の関節部分で靴が自然に曲がること」などです。
 

B靴が足を痛めない
特に注意を要するのが足骨格の痛み、つまり骨格変形によるトラブルです。つま先が細くヒールの高い靴が外反母趾など骨格変形の原因の一つとなることは良く知られています。特に女性の足は男性に比べて骨格構造を支える、筋、腱などが弱いため、骨格が変形しやすく注意が必要です。ファッション性を優先して足の健康を無視した靴選びをする方が多いのも問題です。一度骨格変形してしまった足は多くの場合簡単には治りません。さらに膝や腰のトラブルを招く原因ともなります。若い頃に無理をすれば、中高年になって高い代償を払い続けることがあるのです。
靴はとにかく足に合った物を選びましょう。
乱暴な言い方をすれば「靴の形や大きさが足に合っていない」から足を痛めるのです。上記のように「かかとや甲をしっかり固定でき、指先には余裕があること」を基本に、実際に履いて、歩いて、確かめることが大切です。

 

女性のパンプスやサンダルについて

足の健康を考えた場合、パンプスやサンダル、特にハイヒールはお勧めできません。もともとパンプスやサンダルは「室内で履いて脚を美しく見せるための靴」です。屋外で長時間歩くための靴ではありません。 ただ、ファッションを楽しみたい方や、お仕事でこのような靴を履かなければならない方が多いのも事実です。こういった場合は「履かなければならない」という前提でベターな靴を選ぶしかありません。パンプスやサンダルを選ぶ際のポイントをいくつかご紹介しましょう。


@つま先の尖った靴は避けること
言うまでもなく足先の変形を防ぐためです。できるだけ自分のつま先に合った形状の靴を選びましょう。一部に外反母趾対策をうたった「つま先部分の素材が柔らかい靴」がありますが、このような靴には外反母趾に対応した足底板などが装着されていれば良いのですが、つま先部分だけが柔らかいだけですと効果は疑問です。「つま先部分の素材が柔らかい」ということは「指の外反変形を変形したまま許容する」ということです。これでつま先が尖っていれば「外反母趾をさらに促進する靴」となりかねません。


Aできるだけ「甲」と「かかと」をサポートできること
パンプスやサンダルには足の甲をおおう部分がほとんどないため、「足を靴にのせただけ」に近い状態になります。靴が脱げやすく、安定した歩行が困難です。甲をおおうストラップやヒモで、足と靴をしっかりと固定できるものをお勧めします。 また、パンプスの場合には、足のかかとを包み込むような長いカウンター(かかと芯)が靴のかかと部分に入っていて、足と靴をしっかり固定できるものをお勧めします。
 

Bヒールはできるだけ低く、安定していること
ヒール部分については、接地面積が広く、できるだけ低い靴をお勧めします。「○○cmまでのヒールなら足を悪くしない」といった「基準値」をうたった書籍も見かけますが、これらの多くは「パンプスやサンダルを履くならば」という前提で書かれています。カジュアルシューズとハイヒールとを比べてどちらが足に良いか、考えるまでもないでしょう。ただし、ハイアーチなど一部の足のトラブルに対しては「一定のヒール高さの靴」が有効な場合があります。


 

 

 

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快適に歩く・・・。
健康で快適な生活を送るにはまず足のことを考えなくてはなりません。足は第2の心臓とも言われるほど。 なのに多くの人はあまり気を使っていません。・・・ 続きを読む

 
 
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